ペンもちDays

ペンギン好きの野郎が淡々と日常を貼っていきます

闘病ビジネスというか

headlines.yahoo.co.jp

 

ごめんなさい、先に謝っておくとハイパー不謹慎な内容です。

小林麻央さんを本気で応援されているファンの方はご覧にならないことを推奨します。

それでも見た方には更に申し訳ありませんが、小林さんを少し下げた内容になってしまうので、そこもご了承ください。

 

 連日、小林麻央の闘病経過が記事になっている。闘病経過というか、報告というか、とりあえず気持ちで負けない!これからも生き続ける!というポジティブ且つ段々とポエミーな内容になってきている気がする。

僕自身はがん患者ではないので本人と同じ立場には立てないから、本人の気持ちが分かる!と言うつもりはサラサラない。大切な命なのだから、懸命に生き抜いてほしいと願っている。小さなお子さんもいるようだし、国民に広く知られている方である分、やはり彼女が体調を崩したというのはそれなりにショックだったとも思う。

 ただね、最近旦那の海老蔵がスポーツクラブでモメたという記事も出たし(まぁこれの信ぴょう性やいかに、というところでもあるが)、連日姉の小林麻耶さんも含め応援してるよ~!負けないでね!という生活を送っている、という内容が連日繰り返されている。ファンの人も同じく「負けないでね!」「応援しています!」と鼓舞して、ファンと本人の二人三脚どころか、旦那、姉を含めもはや何人何脚になっているかわからない状態である。これはこれで素晴らしいのだが…なんというか、上記のニュースの内容から見ても、連日の報道から見ても段々と「闘病ビジネス」みたいな気がしてきて、ちょっと胡散臭くなってきてしまった。最低な見方かもしれないが。

 

 少し前に、同じくがんにかかった北斗夫妻が、やはりがんにかかったが負けないで!と一時期話題になったが、こちらはほどなくして事態が収束した。やはりご家族含め身内で経過を見守ろう、ということになったのかもしれない。一方、小林麻央海老蔵、麻耶含め皆最近はがんのことしか話題にしない。がんのことを出されては、大変ですね、頑張ってください、よくなることを祈っています、としか言うしかない。

 で、何がひっかかるって、ヤフコメで誰かが指摘してたんだけど、ブログ収入とか含め一般人では到底追いつかないような治療を恐らくはしているんじゃないかということ。そして、その詳細を経過として報告するのではなく、私たちは今も元気いっぱいです!と報告していること。こういうのをすごく侮蔑した言い方で、感動を押し付ける「感動ポルノ」という表現があるが、ちょっとその域に足を踏み入れ始めていないか?と思ってしまう。

 再三述べることになってしまうが、僕も芸能人だからとかそういうのではなく、同じ人間として彼女がまた明るく生活できるよう、治ったらいいなと願っている。特に小さなお子さんも、幼少期から大切なお母さんを失うことがあってはならない。

…なんだけれども、それとはまた別次元でその「闘病ビジネス」になりかけていることが引っ掛かるのだ。そもそも、病気に対して「結果」というものを求めることは間違っているし(そんなことが根性論で出来るなら不治の病など存在しない)、がんだけど今でもこんなに周りが応援してくれてるよ!と語れるのは、一般人とは住んでいる世界も違えば費やせるお金も違うからで、それを以て「自分と同じ境遇の人の力になれれば」と言うのはちょっと違う気がする。

 一般人はお金も余裕も限られているわけだから、一日でも早く直したいし、藁にもすがる気持ちでどうすれば効果的な治療と経過が享受できるかということを知りたがっているだろう。だから、小林家…もとい市川家には感動を共有するようなコテコテのお涙ちょうだいな内容だけではなく、私は今こんな治療をしています!こんな生活を送っています!そしたら数値がこんなに下がりました!と書く方がよほど親切なのではないだろうか(もちろん、がんも様々だからその一例だけを信じる人が出てきてしまうリスクもあるが)

 

とにもかくも、小林さんには元気になってもらって、明るい報告をできるよう過ごされて欲しいものである。